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カテゴリ:インド( 8 )

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その8)・[インド国立博物館]・釈迦と仏教

[インド国立博物館]
デリーのインド国立博物館には、インドはじめ、南アジア周辺の歴史や文明に関する収蔵品が、豊富に展示されています。ガンダーラ美術、仏教美術などの宗教美術品から、中央アジアの芸術品まで、一堂に見ることが出来ます。

㊧円形の中庭にも、石像が展示されています。㊥館内には、インドの石像から、㊨エジプトのツタンカーメンのような石像も展示されています。

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[釈迦と仏教]
■博物館の最も奥に設置された、黄金の仏舎利塔に釈迦の遺骨が展示されていました。釈迦の遺骨を舎利と言い、日本でも仏教が伝来した天平時代に五重の塔に舎利が納められました。ガイドによりますと、ここの舎利も、東大寺五重塔に収められた舎利も本物だそうです。釈迦の遺骨は、中国や韓国、日本に分骨されたようです。
もっと詳しくお知りになりたい方は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』釈迦をご覧ください。

㊧黄金の舎利塔は、厚いアクリル板の箱の中に設置されています。照明が反射して、お見苦しい写真になってしまいました。㊥釈迦の遺骨は、最上部裏のアクリルの筒の中に安置されていました。㊨石に刻まれた像も他教徒によって顔が削り取られています。アルカイダに破壊された、アフガニスタン・バーミヤン石窟のようです。

インドは、仏教発祥の地ですが、仏教徒は、ほとんど居ません。それは、他教によって追い出された為です。釈迦の経典もこの塔に刻まれているようですが、私には読めません。日本人は、無宗教と言われていますが、根底には仏教の精神が流れています。でも、お釈迦様の舎利を拝む機会は、それほど多くは御座いませんので、お見苦しい写真とは存じますが、アップさせていただきました。皆々様のご多幸を心よりお祈りいたします。

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[彼岸花(ひがんばな)・曼珠沙華(まんじゅしゃげ)]
インドより帰国しますと、いたる所に彼岸花(ひがんばな)が咲いていました。彼岸に咲く花なので、こう呼ばれたという説や他の説もあるようです。別名を曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と言います。法華経の一節から出た語で、サンスクリット語(梵語・・・インドの古語)で、「赤い花」という意味だそうです。

なむだ仏 なむあみだ仏 まんじゅうさ花  小林一茶

原産地は、中国のようですが、日本には有史以前に渡来したらしく、日本原産と書かれた図鑑もあります。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。突如として茎が伸びたかと思う間もなく、花が咲き出しますので、その成長には驚かされます。彼岸花、曼珠沙華、法華経と聞きますと、仏教を感じますね。インドでは、ほとんど消滅した仏教も日本人のDNAとして組み込まれ、生き続けているようです。
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三蔵法師のように経典を持ち帰る事は出来ませんでしたが、少しだけ日本を見直す事が出来たような気がします。これから「お花ちゃんブログ」を再開されると思われた方も多いかと存じますが・・・そ、その通りです。ただ、正解の方にも賞品は御座いませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-24 21:45 | インド | Comments(12)

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その7)・マハトマ・ガンジー

[ガンジー・スミリティ博物館]
ここは、ガンジーが宿泊していたヒルラー財閥の総裁の宅地です。今は、博物館になっています。入り口にガンジー
と、グジャラート語で書かれたインド砂岩の石碑が立っています。右の建物に宿泊していました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に詳しく書かれています。→マハトマ・ガンジー

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■㊧ガンジーが居室として使っていた部屋です。内部の壁は漆喰が塗られていました。この部屋から礼拝に向う
途中、裏庭で暗殺されました。居室から礼拝堂まで、ガンジーが歩いた足跡のレリーフが並べられています。

㊧ガンジーが宿泊していた居室                  ㊨地面には、足跡のレリーフが並べられています。

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[ガンジーの墓]
ガンジーの墓は、博物館より離れた所にあります。今でもインド各地から多くの人が墓参りに訪れています。本来、
ヒンドゥ教では、火葬した後に遺灰を川に流し、墓は作らないのが習わしだそうです。もちろん、ガンジーの遺灰も
ガンジス河に流されましたが、インド建国の父として、多くの国民から尊敬されていましたので、ガンジーの「偉大な魂」
を後世に伝えるために、火葬された場所に慰霊碑として建てられました。ここには、遺骨や遺灰はありませんので、
厳密には墓とは言えないかもしれませんが、ガンジーを偲ぶ場所となっています。

㊧黒御影の慰霊碑には、火が焚かれ、毎日、献花されています。㊨墓の外には、百日紅(さるすべり)の花が満開
でした。長い期間、咲き続けるこの花は、人々の心の中に生き続ける「ガンジーの魂」のような気がしました。

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今日は、「お彼岸」です。私も先ほど、お墓参りに行って来ました。ご先祖様を偲ぶ事により、自分の心にも余裕が
生まれるような気がします。   駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-23 14:01 | インド | Comments(6)

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その6)・路上の商売

オールドデリーの街では、いたるところで路上に店を開いています。もちろん、蛇使いもいます。これは大道芸人のように、観光客に芸を見せたり、写真を撮らせて、投げ銭を頂きます。10インドルピー(約27円)位でしょうか。蛇の芸にも色々なスタイルがあるようです。歩道には、溢れんばかりの生活用品や食料を並べて、道行く人に売っています。価格は、比較するのは難しいですが、日本の20分の一くらいでしょうか。
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オールドデリーの街中は、大型車は進入禁止です。路地裏でも、多くの人が店を開いています。値段は、折衝の上、決めているようです。もちろん値札などありません。
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歩道には、野菜をそのまま置いて売っています。歩道の表面温度は。50℃くらいですから、並大抵の暑さではありません。野菜の上の方が涼しいらしく、蝶がとまりました。日本のアゲハチョウに似ています。インドでは、野菜に付いた虫も殺しません。ヒンドゥ教では、虫を殺すと、その人は、虫に生まれ変わると教えられているそうです。特に牛は、最も大切にされていますので、売っている野菜を食べてしまっても、叱りません。
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日本は、恵まれ過ぎで、平和ボケかもしれません。この路上には、人間の力強さや生命の尊さを感じます。逆に、ここの動物や虫は、恵まれ過ぎかもしれませんね。最近、植物や昆虫記事を書いていませんでしたので、少しだけ紛れ込ませていただきました。  駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-22 11:10 | インド | Comments(10)

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その5)・タージ・マハル

デリーから200kmほど南東にアグラという、16~17世紀にかけてムガル帝国の中心地として繁栄した都市があります。現代でも多くの遺跡が残っていて、その繁栄ぶりが想像できます。その中心にタージ・マハルが、当時のままの美しい形で残っています。ムガル建築の最高傑作と言われ、1983年に世界遺産に登録されました。

1631年から一日に2万人が動員され、22年の歳月を費やし、1653年に完成しました。正に権力の象徴のような廟ですが、白い大理石の建物は、見る季節や時間によっても色が変化するそうです。ガイドは、「夕日に染まり、赤く輝く時や月明かりに浮かぶ青白の姿が美しい。」と、言ってましたが、今日は、灼熱の太陽で、真っ白です。

■タージ・マハルについて詳しくお知りになりたい方は、こちらのHPをご覧ください。→タージ・マハル廟

d0019350_12471153.jpg正門を入ると、十字形の水路の先にタージ・マハルが見えます。美しいシンメトリカルバランスです。
■タージ・マハル廟は、ムカル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンの妻・ムムターズ・マハルの墓です。四隅に、高さ42メートルのミナレットと呼ばれる塔が立っていますが、真正面から見ないと、全てが見えません。その中心に、高さ70mの廟本体がそびえ立っています。全てが白い大理石で出来ていて、壁面には、花や唐草模様の繊細なレリーフが刻まれ、世界各地から集められた貴石が散りばめられています。
先日、ご紹介した、フマユーン廟に影響されたそうですが、それにも増して、洗練された美しさが漂います。でも、妻のために、国家が傾くほどの壮大な費用と長い歳月をかけて建設する皇帝の気持ちは、私には分りません。(オフレコ)

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■㊧廟から正門を見ますと、水路を境に左右対称で、きれいなシンメトリカルバランスです。
■㊨タージ・マハル廟の東西にある迎賓館は、赤いインド砂岩と大理石で出来ています。

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■壁面には花や唐草模様の繊細なレリーフが刻まれ、世界各地から集められた貴石が散りばめられています。

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世界遺産の建造物の中で、常に人気ベスト5に入るのも、うなづけますが、カースト制を始めとする人間社会の
格差を感じます。       駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-19 23:21 | インド | Comments(21)

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その4)・タンドーリ料理

[タンドーリ料理]
デリーのマウリヤ・シェラトン・ホテル内にあるBUKHARA(ブハラ)という店は、タンドーリ料理で有名です。本来は、
パンジャーブ地方の名物料理ですが、今では、インドを代表する料理の一つだそうです。ガラス越しの調理場では、
タンドーリという釜で、チキンや羊肉、海老などを串刺しにして、焼いています。焼いているというより、揚げていると
いったほうが正確かもしれません。左の写真のように、料理人にカメラを向けましたら、ナンの伸ばしかたを実演して
くれました。

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■最初に皿に店名入りのナプキンが出ます。前菜は赤い玉ねぎです。味付けされていますが、野菜ドレッシングも付
いてきますので、サジでかけて、手でつまみます。インドでは、左手が不浄とされていますので、右手でいただきます。
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■タンドーリで焼かれたチキンと海老と羊肉が、出てきます。塩とスパイシーな香辛料で味付けされています。インド人
は、ご存知のように牛肉は食べませんし、60%がベジタリアンだそうです。それでも、金持ちそうなインド人で賑わって
います。

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■カレーを肉やナンにつけていただきます。肉を一口で食べれるようにちぎっていたら、残飯のようになってしまい、
あまり美味しそうではありません。実際には、美味しいですよ。

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デリーは内陸部ですから、新鮮な海産物が豊富にあるわけではありませんので、保存する為に塩や香辛料が多く
使われていると思われます。また、インドの料理は、油を多く使いますが、これは暑さ対策だと思います。
日本で、このような料理を食べていると成人病になりそうですが、この地方の風土に合った料理だと思います。
でも、インドでは、これさえも食べられない人たちが多くいます。日本は、恵まれ過ぎかもしれませんね。
                                                              駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-18 08:50 | インド | Comments(10)

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その3)・シンメトリカルバランス

[フマユーン廟]
ムガル帝国の第 2代皇帝・フマユーン の墓所です。王妃ハージー・ベーグムが、亡くなった夫のために壮麗な廟を建設させたのです。1565年から1566年にかけて着工し、9年後に完成したそうです。今から431年前の事です。日本では織田・徳川連合軍と武田軍が長篠で戦った頃です。全てが左右対称で、シンメトリカルバランスです。ペルシア的な造形を基本にしながら巧みにインド化しています。これからご紹介させていただく、タージ・マハル廟にも大きな影響を与えました。

入り口には、入場料金が書かれていました。インド人は、25インドルピー(約67円)。外国人は、250インドルピー(約670円)か,5USドル(約590円)です。外国人は、10倍の料金ですが、これを維持管理するためには妥当な金額だと思います。

入り口に入りますと、きれいに手入れされた芝生の庭が広がります。その先には、白い門があります。これもシンメトリカルバランスです。全てが大理石で出来ていて、細部まで装飾が施されています。この門をくぐると、また、先に門が見えます。こちらは赤いインド砂岩と大理石で出来ていて、精巧な文様が刻まれています。この先にフマユーン廟があります。これが皇帝一人の墓ですから、いかに権力が大きかったかを物語っています。もっと、詳しくくお知りになりたい方は、こちらのHPをご覧ください。→フマユーン廟

■㊧入り口の先には、白い大理石の門が見えます。     ㊨その先には、赤いインド砂岩の門があります。

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■二つ目の門からは、目の前にフマユーン廟が広がります。完璧なシンメトリカルバランスです。四方とも同じ形です。d0019350_1442576.jpgd0019350_13433497.jpg
■廟の上には、モスクのようなドームがあります。開口部には、インド砂岩の格子が取り付けられています。
中に入りますと、最初の部屋は、床が大理石のモザイクで、壁はインド砂岩と大理石を組み合わせてあります。天井は白い大理石で装飾したドームです。その奥の部屋には、大理石の棺が安置されています。この棺の真下、地下深くにフマユーン皇帝が眠っています。砂岩の格子から差し込む光は、荘厳な感じがします。

㊧格子は、一枚のインド砂岩をくり貫いて作られています。 ㊥床は大理石のモザイクです。 ㊨砂岩の格子から差し込む光は、教会のステンドグラスのようにも見えます。
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■㊧格子は、インド砂岩を精巧にくり貫いてあります。まるで、素焼きのレンガのようです。㊨床の大理石のモザイクも精巧に組み込まれています。
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フマユーン廟は、1993年 ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されました。いよいよ、ガイドブックのようになってきましたが、しばらくご辛抱くださいますようお願い申し上げます。 駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-17 09:02 | インド | Comments(8)

天竺・・・現代のインド・修行の旅(その2)・組石造

日本木造産業協会静岡支部では、 双日(Sojitz )のインド支店に伺い、支店長より、インドの状況と今後の
見通しについての説明を受けました。(双日は、日商岩井とニチメンが経営統合し発足した大手商社です。)
最近の経済成長は、目を見張るものがありますが、日本で見聞きするほどではないように私は感じました。

事務所の目の前には、高層ビルが立ち並んでいます。中銀カプセルタワービルを思わせるビルもありました。
でも、よく見ますと、柱、梁、スラブが鉄筋コンクリートで、壁は、レンガの組石造です。しかも、片持ちで跳ね出し
ています。日本でしたら、地震で倒壊しそうな建物です。デリーは、地震がほとんど無く、震度3程度の地震が
たまにあるだけだそうです。これからご紹介する世界遺産の建築も全て組石造ですが、今でも残っているのは、
インド砂岩があまり風化しないのと地震が無いからです。

■左の建物を見た時、中銀カプセルタワービルが思い浮かびました。
■オールドデリーとニューデリーの間は、擁壁で仕切られていて、6箇所の門で繋がっていたようですが、今では、
門だけが、一部残っているだけです。これもインド砂岩の組石造です。
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[インド門]
パリのエトワール凱旋門のように、第一次世界大戦の戦死者を弔うために、1929年に建てられたそうです。
高さは42mで、土色のインド砂岩で作られています。門から大統領官邸まで、ラージパト通りがまっすぐに
延びています。デリーは、道路のいたるところゴミだらけですが、遺跡や公共の施設の周りの芝だけは、ゴミ
一つ無く、手入れが行き届いています。このギャップは、現代のインドを象徴しているかのようです.

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[クトゥブ・ミナール複合建築群]
インド最古のイスラム遺跡群です。その中心が、クトゥブ・ミナ-ルと呼ばれる5重の塔です。奴隷王朝を打ち立てた
クトゥブ・ディーン・アイバクが、戦勝記念として1119年から建てさせ、完成してから850年が経つそうです。高さは、
72.5mもあります。赤色と土色のインド砂岩の組石造です。上部の白く見えるところは、大理石で出来ています。
クトゥブ・ミナール複合建築群について詳しくお知りになりたい方は、こちらのHPをご覧ください。→・・・・・・・・・・・・・
デリーの最初のモスクと クトゥブ・ミナール

850年経った今でもインド砂岩は、ほとんど劣化していません。下から覗くと竹の節のような部分は、砂岩に彫刻が
施され、筒部分より迫り出しているのが分ります。最下層には、アラビア文字で、コーランが刻まれています。

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クトゥブ・ミナ-ルの隣には、1198年に完成した、インド最古のモスクがあります。このモスクは、ヒンドゥ寺院や
ジャイナ寺院を破壊した石で組まれていますので、組石は美しくありません。ヒンドゥ教徒の現地ガイドは、「800年
前から、アルカイダは、こんな悪さをしていた。」と、怒りをあらわにしていました。インドは、仏教が生まれた国でも
ありますが、仏教徒は、ほとんどいません。それは、他の宗教に追い出されたからで、日本にも落ち武者のように
逃げ延びてきたのです。けっして、勢力を拡大しながら布教していたのではない事が、こちらに来て分りました。
この点については、次の機会にお話しされていただきます。いずれの宗教も人間の幸せを説いていますが、今でも
宗教争いが絶えないのが現実です。
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ここは、1993年 ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されました。書いているうちに、ガイドブックのようになって
しまいましたので、インドに行かれる前にお読みいただければ幸いです。    駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-14 00:02 | インド | Comments(14)

天竺・・・現代のインド・修行の旅

西遊記は、三蔵法師が天竺へお経を授かりに行く話ですが、その天竺とは現在のインドです。今では、インドのデリー
まで、飛行機で7時間半程度で行けます。時差は3時間半で、日本から行った場合は時計の針を前に戻します。

空港には、日本からのビジネスマンや、観光客に混じってインドの方がいます。インドの男性の全てがターバンを巻い
ているのではなく、シーク教徒の方だそうです。シーク教は、16世紀初め、インド北西パンジャーブ地方に興った宗教
で、ヒンドゥー教の一派ですが、イスラム教の強い影響を受けているようです。髪と髯は、一生伸ばし続けるそうです。

空港の電話は、日本で、30年ほど前に使われていた4号電話に似ていますが、電話台はステンレスとガラスで出来
ていて、現代的で若干の違和感があります。この違和感が現代のインドを予感させます。今回から、不定期ではあり
ますが、インドについて報告させていただきます。
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[デリーの市内交通]
デリーは、オールドデリーとニューデリーがあります。以前は、擁壁で分けられていましたが、今では塀が取り壊され
て、両方を繋ぐ門の一部が残されているだけです。現地の移動手段は、歩きが一番多いのですが、よく東南アジアで
見かける、輪タクがあります。これに最低二人は乗リますので、運転は大変です。右の写真のような、固定の幌が
付いたタイプには4人も乗りますから、運転するにはかなりの体力が必要です。
㊧この輪タクには、2人以上乗ります。         ㊨固定の幌がついたタイプには、4人は乗ります。
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[オート・リキシャ]
4人以上同時に移動するには、オート・リキシャでしょう。メーターも付いていますが、交渉次第だと思います。
現地の人は、6人も乗っています。昔、日本でもダイハツのミゼットという3輪車がありましたが、それとほとんど同じ
です。右の写真のように、オートバイのようなハンドルで、操作も同じです。左のレバーがクラッチで、右のレバーを
握りながらギアーチェンジをするようです。
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[タクシーとハイヤー]
黄色と緑の車がタクシーで、白色がハイヤーです。どちらもアンバサダーというインドの車です。この車のグリルを
見ますと,ミニクーパーファンは、直ぐに、オースチン製と思われたはずです。インドは、イギリスの植民地でしたので、
昔のオースチンの技術を引き継ぎ、インドの会社が生産しています。もちろん、タクシーも交渉次第ですが、怖くて、
乗れそうにありません。ハイヤーは、貸切りの場合に使われているようです。日本語ガイドつきもありますが、料金が
高いようです。一般の車は、日本のSUZUKI製で、日本名・アルトの800ccが最も売れていて、現地で60万円くらい
です。物価から考えますと、現地価格では1000万円に近いと思われます。最近ではローンが整備され、買う事が
出来るようになりましたが、ローン不払い者もあとを絶たないそうです。
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今回は、乗り物をご紹介いたしましたが、これから、世界遺産などをご紹介いたします。  駿河工房 今井

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by surugaki | 2006-09-12 11:50 | インド | Comments(12)