カテゴリ:木の家( 90 )

木の家の上棟

きょうは、100坪の大きな家の上棟です。この規模の家を設計する時、全体のプロポーションには特に
気を使います。でも、きょうは上棟ですから、骨組みの話です。右下の写真を見ますとジャングルジムの
ようですね。最近は、プレカット加工が多くなりましたが、その場合でも私たちは、木組みの仕方は、
自分たちで考えています。それは建築屋として当たり前の事ですが、以外と間取りだけ描いて、構造は
プレカット工場任せというところが少なくありません。図面も最近では、CADで書きます。
これは、別に悪い事ではありませんが、特に若い技術者の中には、CADが使えれば、設計が出来ると
思っていたり、図面を描けば、家は出来上がると勘違いしている人さえいるようです。私は意匠と構造は、
車の両輪だと思います。特に木造は、木の組み方を分かって設計するべきだと思います。この家は、
プレカットで出来ないところは手刻みにしています。
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この部屋は、昔の面影を残して欲しいというご依頼があり、昔の木組みに、接合金物等、
現代の技術を加味した構造にしました。先日、このブログに載せた太鼓梁を組み込みました。
先日の太鼓梁d0019350_21551679.jpgd0019350_21563435.jpg
この小屋組みの奥に箱が見えますが、餅まき用のステージに乗せた餅箱です。ステージには、
施主の親族の方や、大工も上がり餅と五円玉を一斉にまきました。ご近所の方も100人ほど集まりました。
昔は、普請といえば大工に混ざって、ご近所の方もよく手伝われたものです。餅まきでさえ最近では、
少なくなりました。私の頭には昔の懐かしい風景が蘇ってきました。       駿河工房 今井

小屋の奥には、餅が入った箱 ↓   ステージから餅まきです。       縁起物の五円玉

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by surugaki | 2005-11-28 00:43 | 木の家 | Comments(0)

もうすぐ建ちます

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来週上棟する、家の金物付けを会社から歩いて2~3分の場所でやっていたので見に行きました。
今回建てる家はSE構法という、木造ラーメンの建物で金物を多く使うので、建てる前に広い場所と時間が必要になります。
いつも使っている場所が使えないので、今日はここでやることになりました。
普段見ない、作業なので色々勉強になりました。

                                   駿河工房 h
SE構法とは?
by surugaki | 2005-11-22 20:33 | 木の家 | Comments(2)

薪割り

薪ストーブを設置するお宅のご主人が、薪割りを始めています。
山小屋のように無垢の木をたくさん見せた、木の家の完成に合わせ、斧とチェーンソーを使って着々と準備しています。
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この光景(作業中ではないですが)、すごく懐かしくないですか?
私が子供の頃、自宅のお風呂を沸かすのは「燃し火」でした。当然のように薪割りの手伝いをしていた過去が思い出され、和みながらもマジマジ見入ってしまいました。
私もいつか、薪ストーブの似合う木の家に、住む事ができればいいと思いました。

  駿河工房 杉本
by surugaki | 2005-11-19 15:02 | 木の家 | Comments(0)

景観を楽しむ

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    先日、掛川市で上棟しましたK様邸の2階から撮った景色です。
   
    Kさんはここがとても自然に恵まれている環境なので、
    この土地を選んだそうですが、私もよくわかります。

    遠くに望む山々や、深い緑、眼下に見下ろす池など、
    景観を楽しみ、自然を取り込む為の住まいといってもよいと思います。

    窓からの景色が良ければ、「木の家」に住むということが、
    もっと心地よくなるに違いありません。
  

                                   駿河工房  渋谷
by surugaki | 2005-11-08 14:13 | 木の家 | Comments(2)

木の家の見学会です

8月20日、21日は木の家の見学会です。
皆様お誘いあわせの上、お越し下さい。

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見学会会場 AM10:00~PM5:00
by surugaki | 2005-08-19 18:30 | 木の家 | Comments(8)

ちょっと、銀ぶら。

東京八重洲の富士屋ホテルで、(財)日本木造住宅産業協会の総会がありました。
総会と、パーティーの間が、一時間半ほどありましたので、近くを散策しました。
30年ほど前は、よくこの辺の画廊を、まわりました。当時は、画廊をまわると、
お茶菓子は出るし、タダで作品は観れるし、貧乏の私にとっては、とてもありがたい
所でした。銀座通りの裏には、今でも木造のお店が、あります。
そこに住まわれている方の心意気を感じます。「頑張って!」と思わず声援を送って
しまいます。
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ITO-YAの、筋向いは、今は、CHANELです。私には、Cが無くても、あまり、気になりません。
ゴメンナサイ。銀座の「ITO-YA」は、30年来、通っています。今回は、読書メガネを買いました。
いわゆる老眼鏡。年の経つのは、早いものです。

d0019350_10521295.jpgビルの中のお稲荷さん。銀座周辺には、結構ある。 
住まわれている人の心意気を感じます。
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木造の歯医者さんと、床屋さんです。いいなぁ。30年先も、残っていてほしい
と思います。木の家には、必ずと言っていいほど、狭いところにも緑があります。
住まわれている方の気使いがを、感じます。   駿河工房 今井
by surugaki | 2005-05-23 11:05 | 木の家 | Comments(7)

気になる建物

私の家の近くに、いつも気になっている建物があります。もう、20年位前から、
ふとした時に思い出す存在です。それは、機械製造工場の片隅にある倉庫です。昔は、工場
でしたが、傷みがひどく、何年か前から倉庫として使われています。基礎のすぐ横には、
鳥が運んできたと思われる楠の木があります。私の会社にも、鳥が運んできた鼠モチがあり、
18年で、6メートルほどに成長していますので、それからすると、この楠の木は、50年
くらい経っているようです。たぶん、この建物も同じくらいの築年齢だと思われます。
屋根も穴があき、瓦も落ちていますが、補修もされず、そのまま使われています。棟の瓦や
北側の壁は、夏蔦で覆われています。地震がきたら倒壊しそうですが、私は、この建物が、
「どう朽ちていくか」を見届けたいと、思っています。


d0019350_940541.jpg建物と敷地境界の狭い間に、木が生えています
ので、きっと、鳥が運んできたと思います。


d0019350_9413922.jpg瓦棟には、夏蔦が這って、まるで、
草棟のようです。
所々、屋根に穴が、開いています。
中から見ると、トップライトから、
光が射しているようです。


d0019350_942084.jpg窓周りも、きれいに蔦で巻かれ、
木製の引き違い窓も、嵌め殺し窓
になっています。



d0019350_9421919.jpg駿河工房の静岡事務所にも、基礎から幹が出ています。
十数本ありますが、一番太いものは、直径18センチ
もあります。横のプロパンボンベを見ると、太さが
分かります。18年前に、鳥が運んだ鼠モチです。


駿河工房 今井
by surugaki | 2005-05-18 09:39 | 木の家 | Comments(4)

栗とブラックウォールナットの扉

駿河工房で、7年ほど前に建築させて頂いた家の扉です。玄関の扉と事務所入り口の扉です。
お施主様でもある工業デザイナーの吉川さんがデザインして、家具作家が製作しました。
周りの框は栗の木で、その中に耳付きのブラックウォールナットの板がはめ込まれています。
空いた所は、流しガラスを入れてあります。取手と丁番は真鍮の無垢です。
「建具」と言うより「手作り家具」という感じです。私は、この扉を開ける時、いつも、
ガウディの建築が頭に浮かびます。とても、印象深い扉です。
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駿河工房 今井
by surugaki | 2005-04-26 09:17 | 木の家 | Comments(0)

昨年、首里城に行ってきました。

昨年、あかね会(労金静岡と地元建設業の会)の有志で沖縄に行ってきました。
首里城も13年ぶりに訪れました。13年前は、守礼門と石畳しかなく、期待はずれだった
だけに、今回は感激しました。
琉球王国が中国と密接に関わっているのが分かります。首里城は、先の大戦で、消失してしまい、
文化遺産を回復する目的で、復元されました。建築物の近くに行くと、外壁のヒバの板に漆が
塗ってあり、壁から心地よいヒバの香りが漂います。内部も空気が爽やかです。これは木の調湿
作用によるものだと思います。日本の木の建築に影響を与えた本家本元の中国では、現在、
スクラップアンドビルドが盛んですが、首里城は、私たちに伝統の継承が大切だと、
教えているようです。
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駿河工房 今井
by surugaki | 2005-04-15 11:59 | 木の家 | Comments(2)

イスタンブールにあるトルコ最古の木造建築

昨年は木住協で、トルコのイスタンブールに視察旅行に行きました。
イスタンブールは、黒海とエーゲ海をつなぐボスポラス海峡の一方の岸がアジア大陸で、
もう一方がヨーロッパ大陸です。イスラム建築のほとんどは組石造ですが、アジア大陸側に
トルコ最古の木造建築が残っています。築400年?・・・・忘れてしまいましたが、
ボスポラス海峡の岸に手入れもされず、今も残っています。この悪条件の中で、よく、
頑張っています。
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駿河工房 今井
by surugaki | 2005-04-14 18:21 | 木の家 | Comments(0)