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カテゴリ:再生( 2 )

いこい

d0019350_18325745.jpg曲金に、いこい旅館というビジネス旅館があるのですが、
そこの改築を駿河工房でやりました。
左の写真は、そこのホールです。玄関の所に海で拾ってきた
流木をオブジェとしてかざってあります。建具の取ってにも
流木を使っています。

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d0019350_1833447.jpg2階の客室の所にも拾ってきた流木を部屋番号にしました。
流木を拾っていると海にすごくゴミがおちていてにおいとかも
すごくてびっくりしました。ゴミはゴミ箱にすてるべきだとおもいます。
環境破壊だとおもいました。次に流木拾いにくるときは、ゴミ拾いも
しようとおもいます。


ここの旅館は、ビジネス旅館なので、値段もリーズナブルで料理も
家庭的です。(たべたことはないですがおいしそうでした)
県外からのお客さんが多く、仕事で来られる方がおおいようです。
なかには、ファミリーで来られている方もいました。
問合せ先
静岡市駿河区小黒2丁目10-44
いこい旅館

駿河工房 副島
by surugaki | 2005-07-20 18:26 | 再生 | Comments(1)

再生・・・その(1)木の話

現在、建築させて頂いているお宅の当主は14代目です。半年前に築100年の家を解体
しました。その前に、古材を生かせないかと、小屋裏の調査をしました。
小屋裏に上ると、下からでは見えない先人の知恵が見えてきます。小屋梁も、曲がりなりに
余すところ無く使う木組みには感心させられます。
尚且つ、先代の家に使用していた材もうまく使われています。それも、以前の用途とは、
別の使われ方をしています。腐って使えない部分を落として、柱を小屋束にしたり、
水平梁を登り梁にしたりと、生かせるものは、全て使ってあります。
私が子供の頃、以前の家にあった物は、必ずどこかに残さなければ撥(バチ)が当たると、
教えられてきました。今考えると、代々、そうして住み継がれてきたのだと思います。
消費社会になり、いつの間にか、忘れられてしまいました。「もったいない」とか
「しまつをする」というのは、最近、聞かれなくなりつつあります。しまつするは、方言
かもしれませんが・・・。
裏庭には、樹齢100年の欅の大木がありました。この木も、近所の植木屋さんに頼んで、
移植を試みたのですが、残念ながら、枯れてしまいました。
それで、この木を切って製材して、建築や家具の材にする事にしました。
欅は、乾燥に5~6年は、掛かりますが、いずれ、この木が生きる時が、来るはずです。
思い起こせば、今の日本の歪みは、使い捨てから、始まった気がします。
牛乳も、昔は病気の時にしか飲めませんでしたが、一般に普及した時も、牛乳ビンを洗って
何回も使いまわしをしていました。洋服も同じでした。
買い物に行っても、ポリスチレン袋なんてありませんでしたし、包装紙も大抵は、新聞紙
でした。野菜も土が付いているのが当たり前でした。
最近では、消費社会の反省から、少しづつ生活も見直されてきました。
昔と同じ生活をするのは、無理としても、「もったいない」という気持ちを皆が持ち続ければ、
きっと日本も再生できると思います。
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天井を見上げれば、しっかりとした太鼓梁が組んであります。右の写真は、小屋裏です。
三世代が同居しています。三十数年前に葺き替えられた野地板と、百年前の棟木とそれより
前の代の登り梁です。


d0019350_15591421.jpg小屋梁は、外して桟積みしてあります。
元の木組みを再現するのではなく、この材を、
生かせる所に組み込むことにしました。

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枯れた欅の根から草が生えてきました。      
この切り株も、外構に使います。             
                              
欅は、製材してから、割れ止めに、木工用ボンドを
小口に塗って、桟積みします。
屋根下に五、六年置いて、乾燥させます。

「再築・リフォーム」←こちらも覗いてみてください。 駿河工房 今井
by surugaki | 2005-07-15 16:09 | 再生 | Comments(8)