百年前の古材

2週ほど前に紹介された上棟現場に使われている百年前の古材です。

d0019350_191710100.jpgd0019350_19171888.jpg

梁は、2世帯の共用空間である土間に3本、若い世帯の居間の吹抜に1本と計4本。
玄関ホールに、欅大黒柱(約9寸)1本を使用しました。
上棟2週間前に、水洗いをしながら大工さんと使う場所を決めたのですが、
梁の4本は、長さが少し足りなかったり、太い細いのバランスが難しかったりで、
正直かなり悩まされました。

d0019350_19212767.jpg
大黒柱は柱としては使用せず、
式台にでもしようと考えていたのですが、
何とか柱として使いたい!
というお施主様の強い要望で
そのままの形で残しました。

d0019350_19232289.jpg大黒柱にはまさに 百年前の差鴨居や敷居、
上り框、太鼓梁が刺さっていた跡が
くっきり残っていて
昔の大工さんの技術力が窺えます。
(この加工の跡は、埋木はしますが、
あえて色などはつけずに残そうと思っています。)


d0019350_19272382.jpgただ、土間に使用した太い太鼓梁に、
間違えて加工した部分を埋木した跡があり、
昔の大工さんも間違える事があったんだ、
と妙に親近感を持ちました。







                          山崎
by surugaki | 2006-03-23 19:28 | 木の家 | Comments(5)
Commented by IKEDA at 2006-03-23 23:52 x
この場を借りて申し訳ありません。
今井さん本日?昨日は大変有意義なお話ができて楽しかったです。
また、次回楽しみにしてます。リンクさせていただきました!。
Commented by surugaki at 2006-03-24 05:18
IKEDA さん、こちらこそありがとうございました。この場をお借りし御礼申し上げます。
・・・と、真面目にお答えして・・・もちろん、本日、リンクさせて頂きました。よろしくお願いいたします。
Commented by taroveju at 2006-03-26 22:34
立派な古い梁ですね。
今時新築で広い土間のある家なんてこだわりのある施主様なのでしょうね。
施主さんのご要望に精一杯応えられている様子が伝わってきてこちらまで感動してしまいます。
完成が楽しみです。
Commented by suruga zaki at 2006-03-27 12:08 x
そうなんです、この家のお施主様はかなりこだわりがある方で、
床柱も無垢の物を希望されたり、家の外観も、元あった築百年の家になるべく近づける事を、子世帯の若いご夫婦が希望されました。
駿河工房としても、こういうこだわりのある家は完成が楽しみです!
Commented by もんちっち at 2006-07-03 21:57 x
はじめまして、住まいに興味があり、ちょっよ覗かせていただきました。
古材...素敵な家が出来そうですね。もんちっち の実家も木の家です。
所有の富士の山から木を切るところから、家作りが始まり、完成まで
何年かっかたことか...ブログで、1ペ-ジだけ(安らぐ家)紹介しています。木の家は本当に いいですね。古い梁での家の完成を楽しみにしています。
<< 自宅の庭木2006・・・中庭の椿 raymond savignac >>