木の家の上棟

きょうは、100坪の大きな家の上棟です。この規模の家を設計する時、全体のプロポーションには特に
気を使います。でも、きょうは上棟ですから、骨組みの話です。右下の写真を見ますとジャングルジムの
ようですね。最近は、プレカット加工が多くなりましたが、その場合でも私たちは、木組みの仕方は、
自分たちで考えています。それは建築屋として当たり前の事ですが、以外と間取りだけ描いて、構造は
プレカット工場任せというところが少なくありません。図面も最近では、CADで書きます。
これは、別に悪い事ではありませんが、特に若い技術者の中には、CADが使えれば、設計が出来ると
思っていたり、図面を描けば、家は出来上がると勘違いしている人さえいるようです。私は意匠と構造は、
車の両輪だと思います。特に木造は、木の組み方を分かって設計するべきだと思います。この家は、
プレカットで出来ないところは手刻みにしています。
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この部屋は、昔の面影を残して欲しいというご依頼があり、昔の木組みに、接合金物等、
現代の技術を加味した構造にしました。先日、このブログに載せた太鼓梁を組み込みました。
先日の太鼓梁d0019350_21551679.jpgd0019350_21563435.jpg
この小屋組みの奥に箱が見えますが、餅まき用のステージに乗せた餅箱です。ステージには、
施主の親族の方や、大工も上がり餅と五円玉を一斉にまきました。ご近所の方も100人ほど集まりました。
昔は、普請といえば大工に混ざって、ご近所の方もよく手伝われたものです。餅まきでさえ最近では、
少なくなりました。私の頭には昔の懐かしい風景が蘇ってきました。       駿河工房 今井

小屋の奥には、餅が入った箱 ↓   ステージから餅まきです。       縁起物の五円玉

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by surugaki | 2005-11-28 00:43 | 木の家 | Comments(0)
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